浮いた?

2006年01月24日 01:09

手芸店で働いていた時のことです。
当時は制服がブラウスとベストにタイトスカート。

何処の手芸店も細かい物がいっぱい置いてあって狭いですよね。
うちのお店も狭いくせにいろんな商品を扱っていたので
毛糸の在庫が手の届く所に置き切れず
仕方なく作り付けの背の高い棚の上にも置いてあり
天井までぎっちり在庫が積んであったのです。
当然梯子の最上段に登らなければ手が届きません。

タイトスカートだと足が上げ辛く一歩一歩気をつけて
梯子の上り下りしなければなりません。

店内は所狭しと什器が置いてあります。

そして什器にはフックが沢山付いているので
転んだりしてフックの所に倒れ込んだりしたら刺さる危険もあります。

その日も毛糸の在庫を下ろす為梯子に上りました。
必要な分の毛糸を抱えて一番上の段から降りようとした時でした。



「あっ!」



ぐらついたので踏ん張りました。

しかしタイトスカートが邪魔で、思ったように動けず
体が梯子から離れて行きます。

何かにつかまろうと手を広げます。

後ろにあったボタンの什器が指先に触りましたが体を支える事など出来ません。
虚しく擦り抜けて行きました。

体をくの字に曲げ、お尻から着地の体勢になっていました。



ふわっ・・・どしん・・・







尻もちをついています。お尻がちょっと痛いです。

梯子から落ちたのに尻もち?


っつーか、浮いたよねぇ?・・・

床に落ちる瞬間、一回浮きました。ふわっと。

抱えていた毛糸は回りに落ちていました。
私のお尻の下に入ってクッションになった訳でもなさそうです。


同僚が慌てて飛んできました。

同僚:「大丈夫?!」

私 :「うん。ちょっとお尻打っただけ。」

同僚:「あんな高い所から落ちたのに?」

私 :「うん。平気。」

私 :「それより、ちょっとスカート見てくれる?」

私はくるんと向きを変え同僚にスカートのスリットを見てもらいました。

同僚:「破けてる。」

私 :「あちゃー・・・」


同僚はその時レジに立っていました。
狭いお店です。
レジと私の居た場所は
什器を挟んで2,3メートルしか離れていません。
梯子は什器に隠れて同僚からは見えませんでしたが
ちょうど梯子の最上段に上って
毛糸を抱えて落ちていく私が見えたらしいです。

残念ながら着地寸前の私を見ていた訳ではないので本当に私が浮いたのかどうかは分からずじまいでした。

まぁ、なんにしても、ちとお尻が痛かっただけで大怪我にならなくて良かったです。
スカートはすぐに補修しておきましたよ…(´-ω-`)トホホ

結局この事故がきっかけでタイトスカートは危険だという事になり
我社では制服を廃止。
お揃いのエプロンを身につける事になりました。(゚∀゚)